リハビリテーション部
3つのこだわり
①患者様の思いに寄り添い、熱意を持って訓練に挑みます。

・当院の基本理念を土台として、患者様に対して「自分の家族と思い対応する気持ち」を持ち、最善を尽くします。 ・患者様、ご家族のご希望を聞き、リハビリテーションの目標や訓練内容を工夫します。 ・入院リハビリでは、一般病棟にて一日最大2時間、回復期リハビリテーション病棟にて1日最大3時間の訓練を実地して早期退院へと繋げます。 ・リハビリテーションの計画や進捗状況などは、患者様本人だけでなく、ご家族へも丁寧に説明いたします。 ・ご家族面談やリハビリテーション訓練場面への見学などを通して、退院後の生活像がイメージしやすいように必要に応じて行います。 ・入院から退院、そして退院後の生活まで支えるために、切れ目ないリハビリテーションを提供します。
在宅復帰状況![]()
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退院後のリハサポート状況![]()
退院後のリハ継続率![]() |
②専門性を追求します
理学療法士・入院リハビリでは、患者様の回復度に応して訓練目標や内容を段階的に設定し、理学療法の効果が最大限発揮できる体制で提供いたします。 ・説明時はタブレットを用い、動画を見せることで、より分かりやすく、現状について説明いたします。 ・変形性膝関節症(O脚・X脚)や脳血管疾患後遺症(反張膝)の方に対して、CBブレースを導入することで疼痛改善や歩容改善に効果的です。 外来リハビリでは、高校生のスポーツ障害後の術後リハビリテ-ションにも対応致します。
段階的リハビリテーション![]()
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作業療法士・リハビリ開始時に日常生活の聞き取りを行い、患者様の生活に合わせた生活の訓練を行っていきます。 ・脳血管疾患後遺症の患者様には、麻痺の早期回復のため機能的電気刺激療法を導入し、肩の疼痛予防のために肩装具を導入しています。 ・院内の多職種で行事(焼肉ランチ:和牛三種盛り)を主催。 ・作業活動の一環で、「準備」「焼く作業」「片づけ」まで、患者様と共に実践。
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言語療法士・成人から小児までのリハビリテーションを行っています。 ・飲み込みのリハビリでは、客観的に嚥下状態を把握するために専門医、歯科スタッフと連携してVE検査を行っています。 ・顔面神経麻痺に対する電気治療訓練を行っています。 ・自動車運転再開のリハビリテーションでは、自動車学校と連携して行っています。 ・小児リハビリでは、一人一人の特性に合った環境や道具、オリジナル教材を使用し、治療を行っています。また、園や学校への施設訪問を行い、実際の生活場面でのお子さんの状態を把握して、より良い対応へ繋げます。 ※スタッフの退職にともない小児リハビリを中止しております。ご迷惑をおかけします。 ![]() |
③スタッフの教育にも力を入れています
・リハビリテーション部スタッフの教育体制を充実させて、各療法の専門性を高めて最適なリハビリテーションの提供を行います。
・熊本保健科学大学から山元総勝名誉教授(PT)が週4回、同大学より益満美寿先生(OT)が隔週1回指導に来院されています。
また、島原病院の早稲田先生(ST)が週1回、非常勤として来られて臨床指導を行って頂きます。
・新人からベテランスタッフまで、実際のリハビリテーション場面で一緒に治療介入を実施して頂けるので、療法士としての知識・技術の幅の拡大や臨床上の問題解決へ繋げることができます。
・新人、中堅スタッフの教育を充実するために、当院独自の教育マニュアルを活用して、段階的に教育を行います。
・臨床教育のために、先輩スタッフによる代診や症例検討会などを通してスタッフ間の意見交換を積極的に行います。
・入院(一般・回復期・療養病棟)、通所、訪問、外来など、様々な領域でのリハビリテーションを経験するために、定期的に部署移動を行っています。
【主な認定資格】
認定理学療法士(脳卒中)1名
認定理学療法士(運動器)1名
地域ケア会議推進リーダー1名
介護予防推進リーダー1名
介護支援相談員1名
3学会合同呼吸療法認定士1名
認知症ケア専門士1名
国際マッケンジー協会認定資格1名
【主な修了コース】
長崎県サッカー協会医学委員会 trainar's Seminar
ボバースアプローチベーシックコース、アドバンスコース
認知神経リハビリテーションベーシックコース、マスターコース
SJFコース
Klein Vogelbach(1a+1b),(2a+2b)コース
上田法治療認定講習会基礎コース




回復期
① 回復期リハビリテーション病棟とは
●回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患または大腿骨頚部骨折などの病気で急性期を脱しても、まだ、医学的・社会的・心理的なサポートが必要な患者さんに対して、多くの専門職種がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、心身ともに回復した状態で自宅や社会へ戻っていただくことを目的として病棟です。
●チームの各担当スタッフが入院後すぐ、寝たきりにならないよう、起きる、食べる、歩く、トイレへ行く、お風呂に入るなどの日常生活動作への積極的な働きかけで改善を図り、家庭復帰を支援していきます。
症状と状態に合わせたリハビリ![]()
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② 臥床生活からの脱却
● 院内デイケア実施・起床後、普段着に着替え 3食 食堂で食事をします。 ・日中もベッドから離れ、生活リズムを再構築します
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2階 回復期病棟 院内デイケア風景 |
③ 入院から退院までの流れ
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④ 整った生活環境で活動的な入院生活を送っていただけます
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⑤病棟生活全てがリハビリテーションだと考え、スタッフ一丸となって挑みます
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